2019年2月23日
前から思っていた疑問が少しだけ納得できた気がする、あんまり定量的な根拠がないから間違ってるかもしれない、詳細は後述。あと”物理学とは何か?”みたいなのを風呂で考えてちょっとした文章にしたから、後日まとめてみよう。
解決した(気がする)疑問と答え
Q.電磁気学で電荷密度をδ関数で書く。(最先端、電子の内部構造とか、は詳しく知らないが)電子を粒子と見なしているので、古典的で(量子に比べて)粗いといえる。しかし、電磁気学では任意の点で定まる場を導入している。ミクロであるような場と電磁気における粒子の扱いは相容れないのではないか?
A.その場はミクロ的に完全に決まっているわけではなく、実は粗いもの。量子化することにより古典電磁気の場に比べてより精密になる。つまり、古典電磁気学においては、粒子も場も粗いものである。
(粗いという言葉を多用しているけど、ほとんどニュアンスで言っているので、詳しい説明を考える必要がある。近い言葉としては、古典的とか)
量子力学で確率が現れる理由
もう眠いので、ほんとにちょっとだけ書く。数日前にB4の方とのゼミで「量子力学での確率のは何に由来するか?」という質問をしたら、以下の答えを頂けた。考えるとこも多いのでまた述べたい。
量子力学(におけるエネルギースケール)で確率的概念が現れるのは、つまり測定器が観測対象に対して大きすぎるからである。我々が対象(i.e.電子)の何かしらの物理量を得たいとき、摂動による応答で値を得る。しかし、対象に対して測定器が大きすぎるため、外力的な摂動による変動が大きすぎて値が揺らいでしまう。したがって、量子力学では確率的概念が必要となる。
というもの。つまり、もしよりミクロな測定器を作れるなら、量子力学ではなくて古典力学でも事足りるのでは?とも思った。
2019年2月21日
花粉症の弊害がひどい。ティッシュ箱が湯水のようになくなっていく。
取れるもんなら 取ってしまいたい 鼻(自由律)
今日やったこと
Pythonの勉強を本格的に始めた。使い始めた本は以下。
Pythonではペンをもった亀を動かして、2次元平面で図を描くというモジュールがある。どっかで見たことがあると思ったら中学の技術の授業で同じものをやったことがあったのだ!(先生ありがとうございました)これにはびっくり、まだまだ初歩だが楽しんで勉強できそう。
目標は統計力学などの数値解析で使えるようになることだから、これを数日で終わらせてPython3にチャレンジしようと思う。
その後はここ(1. 科学技術計算のために Python を始めよう。 — Scipy lecture notes)とかここ(http://stat.fm.nitech.ac.jp/~isobe/MOOC/Coursera.htm)をやってみよう。
目標は今のとこ剛体球モデルの相転移の数値解析とか。
今日買った本
誕生日プレゼントとして本専用諭吉カードを頂いたので、早速消費してきた。上に書いたPythonの本、『キクタン(TOEFL)』、『現代物理学における決定論と非決定論』を買った。最後の本は因果性などを中心に述べた科学哲学の本で、統計力学、量子力学の定式化の根本を知りたい、という目的で購入した。かなり難しそうだけど、少しづつ飲み込んでいけば新しい視点が得られるかもしれないので、ゆっくり読んでいこうと思う。
2019年2月20日
二十歳になってしまった…ガウスが二十歳のときは云云…
っていうのをやる為にガウスの功績を調べたら、ガウスはとんでもないどころではなかった、そんな二十歳の誕生日だった…
最近の物理に対する心情
最近、物理に対して凄く鈍くなっている。実際やる量が減っているから当たり前だけど、、、物理とは何なのか?とか、自分にとって物理とは何なのか?何になるのか?とかの悩みがあるせいだと思ってる。そもそも、こういうことで悩む奴は物理をやるべきではないのか?
二年後には(うまくいけば)大学も終わって、修士に行くのかもしれない。でも、その後の所謂キャリアデザインが全くできてない。だからこれから自分はどうなる(寧ろどうしたい)かが、全くはっきりしてないのが現状。
でも、気になってる(あわよくば研究とかをしてみたい←こういう明瞭でないとこがダメ)分野があるのも事実。今は時間があるのだから、気になることを勉強すればいい、っていうのが最適解なんだろうなぁ…
習慣にする方法
キャリアデザインを支援するクリスさんのサイトと動画群を見つけた。メモも兼ねて「いかに習慣にするか」の7stepを書いておく。
➀パーツにする(習慣にしたい事を細分化する)
➁最初の1分を具体的に作る
➂その習慣を壊すものに対策する
➃新しい習慣を既にある習慣にくっつける
➄環境をコントロールする
⑥カレンダーに書いてわかるようにする
⑦1%続ける>>やらない
➃は特にいい情報だった。早速実施してみようと思う
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=rBy4JgH_vJE
2019年2月6日
結局、このブログは日記として使うことにした
今日の日記
今日B2秋学期のテストが全部終わって明日からは春休み。久しぶりにまとまった時間ができるから凄くうれしい
この休みはひたすら熱と統計力学をやろうと思ってる、田崎熱力学の残りと田崎統計Ⅰの2週目をメインに他の熱力(清水、佐々、小出)の理論構成を見てまわりたい
あと久保の演習もやらねば、やること沢山
読んだ本について
今日はちくま学芸文庫の「物理学に生きて 巨人たちが語る思索のあゆみ」を読んだ
特に、ハイゼンベルグの「理論, 批判, そしてひとつの科学」の章の「理論と観測に関するアインシュタインの意見」という説が印象的だった
内容は以下の通り、
量子力学創成期、ハイゼンベルグはボーアとの対話の中で、新しい分野(量子論)に挑むには既存の理論(古典力学)の概念から手を引いて、観測できる量から理論を作る必要があるという考えに達する。つまり、霧箱中に電子の軌跡が見えても速度や位置などの古典論的概念は語るべきではない、ということ。そこで、観測できる量のみ理論に持ち込んで量子論を作ろう、ということになった。
でも、アインシュタインはその考えに対し間違いだ、といった。主張は、ハイゼンベルグの言っていることの逆、
「観測できる量で理論を決める(観測できる値→理論)」
ではなく
「理論が何を観測できるかを決めている(理論→観測できる値)」
ということだった。
また、アインシュタインは「観測可能な量”のみ”語るべきだ」という考えは危険である、とも言っている。それは直接的に観測できるもの以外にも、間接的にほかのものを観測する可能性もあるから、ということである。(量子論でいうところの、振動数、振幅(直接的な観測値)と確率振幅、確率波(間接的な観測値)といったもので、これらは全く別のものである)
と、こんな部分がとても気になった。
というもの、何が観測できる云々の部分が、熱力学の考えを正に言っていると思ったからである。とか言ってるうちに夜も更けてきたから、今日はお開き。これについてはまた色々書こうとおもう。
クリスマス
夏前から何かを忘れている気がする